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AI(人工知能)ホスピタルによる
高度診断・治療システム
AIがあなたに届ける優しくて効率的な医療!
超高齢社会における医療の質の確保、医療費増加の抑制、医療分野での国際的競争力の向上、医療従事者の負担軽減のために、医療機器等やIoT(Internet of Things)機器を活用して医療ビックデータを構築する。さらに、AI技術を活用し、医療現場での負担軽減につながる、診断補助・教育やコミュニケーション支援等を目指す。
PROGRAM DIRECTOR
中村 祐輔
国立研究開発法人
医薬基盤・健康・栄養研究所
理事長
- PROFILE
- 東京大学名誉教授、シカゴ大学名誉教授。1977年大阪大学医学部卒業、病気の解明や治療に役立つ遺伝子マーカーを発見し、「ゲノム医療」を牽引してきた。東京大学医科学研究所分子病態研究施設教授、東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センター長・教授、理化学研究所ゲノム医科学研究センター長、独立行政法人国立がん研究センター研究所長、内閣官房医療イノベーション室長、シカゴ大学医学部血液・腫瘍内科教授・個別化医療センター副センター長、公益財団法人がん研究会がんプレシジョン医療研究センター所長等を歴任、2022年より現職。原著英文論文は1,560編以上、その引用件数は214,000回を超える。2020年クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞を受賞。令和3年度の文化功労者に選出。
研究開発テーマ
以下のように、サブテーマA〜Eに分け、各々連携しながらAIホスピタルシステムの開発を行う。
- Aセキュリティの高い医療情報データベースの構築とそれらを利用した医療有用情報の抽出、解析技術等の開発、自然言語処理のための方言も含めた医療用語集の作成とそれらの救急現場での応用及び治療薬・ワクチンの開発に資するデータ連携基盤の構築
(2020年度のみ) -
個人情報保護への配慮やサイバー攻撃防御の対応等を十分に織り込み、マルチ言語対応も備えた、臨床、画像、病理、生化学検査等の情報などからなる医療の構築を図る。また、自然言語処理のための語彙集や類語辞典を作成して利活用すると共に、新型コロナウイルス感染症の研究開発に関するデータ連携基盤の構築にも取り組む。
- BAIを用いた診療時記録の自動文書化、インフォームドコンセント時の AIによる双方向のコミュニケーションシステムの開発、AIホスピタルを実装化するための医療 AIプラットフォームの構築及び人工知能アバターを利用した新型コロナウイルス感染症の相談補助システムの開発
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診療時記録作成作業やインフォームドコンセント等の作成にAI技術等を応用することによって、患者の満足度向上や医療従事者の負担軽減を目指す。また、診断から最適治療の選択過程を支援する医療AIプラットフォームの開発を行い自律的な運用体制を確立する。さらに、人工知能アバターによる新型コロナウイルス感染症の相談補助システムを開発する。
- C患者の負担軽減・がん等の再発の超早期診断につながるAI技術を応用した血液等の超精密検査を中心とする、患者生体情報等に基づくAI技術を応用した診断、モニタリング及び治療(治療薬を含む)選択等支援システムの開発
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がん等の疾患の発見や再発・再燃の超早期診断に有用で、患者負荷及び負担軽減するためのAI技術を応用した血液等の超精密検査(検体輸送や検査結果の質の確保を含む)を開発する。また、軟性内視鏡の自動挿入法の開発も行う。さらに、AI技術とビッグデータを利活用したモニタリングシステムの構築と医療機器の開発にも取り組む。
- D医療現場におけるAIホスピタル機能の実装に基づく実証試験による研究評価
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既存の診療のためのICT(Information and Communication Technology)技術に加え、サブテーマA〜Cにおいて研究開発された技術、センサー機器等の病院実装を行い、AI技術による診断・判断システムの学習を進め、医療現場にて、より利便性の高いシステムの構築を図る。
- EAIホスピタルの研究開発に関わる知財管理等、システムの一般普及のための技術標準化・オープン/クローズ戦略、官民学連携のためのマッチング等に関する対応
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サブテーマA〜Dにおいて開発された技術を医療現場に普及させるため、医療情報の電子情報化及び活用に伴う種々の社会的な課題(コスト、知的財産の課題など)を対象に検討を行い、課題克服に取り組む。
5年間の成果
医療用辞書の構築
病名、症状、医薬品、検査、患者表現など約42万語からなる医療用語集。診断補助システム、音声入力によるカルテ等の自動文書化システムに活用
医療用語集の構築 社会実装イメージ
言葉の関連性を用いた疾患候補推測システム
医師の診断や治療をサポートするAI技術の開発
医療現場で必要な人工知能機能
データ見落とし・薬剤投与システム防止システム
医療現場の負担を軽減するAI技術の開発
AIを活用した音声入力可能な電子カルテシステム
AI技術を活用した業務効率化、タスクシフトの例
医療AI診断・治療補助・支援システム(AIプラットフォーム)の構築】【AIホスピタルが目指すゴール】
医療AI診断・治療 補助・支援システム(AIプラットフォーム)の構築
AI(人工知能)
ホスピタルによる
高度診断・治療システム
成果報告動画
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2023.03.17(金) 13:00
〜オンライン開催
7回目の開催となる
今年度のシンポジウムでは、
SIP第2期5年間の研究成果を
報告いたします。
また、令和5年度から開始する
SIP第3期と、
PRISMの後継プログラム
BRIDGEについても
最新情報を発表いたします。